育ち盛りでたくさん運動をしている子供にとって、食事は非常に大切です。お子さんのために献立を考える際、「どの食材が体に良いのだろう?」と悩むこともあるでしょう。
今回は、運動後に特に摂ってほしい栄養素と、それを多く含む食材を紹介します!
少年サッカー選手に活きる運動後に取るべき栄養素
➀ビタミンB群
ビタミンB群はエネルギー代謝を助ける重要な栄養素です。不足すると、エネルギーが十分に作られず、全身に疲労感がたまりやすくなります。運動後は、体内に疲労物質である乳酸がたまりますが、ビタミンB群を摂取することで代謝が促進され、乳酸が体外に排出されやすくなり、疲労を軽減できます。
さらに、ビタミンB群は日常生活の疲れや風邪の引きやすさにも影響します。日頃からしっかり摂っておきたい栄養素です。
ビタミンB群を多く含む食材:
- ビタミンB1:豚ヒレ肉、豚もも肉、玄米ごはん など
- ビタミンB2:豚レバー、うなぎ、ほうれん草 など
- ビタミンB12:牡蠣、あさり、サバ、ホッケ など
- ビタミンB6:カツオ、マグロの赤身、鮭、豚ヒレ肉 など
②鉄分
鉄分は、酸素を全身に運ぶヘモグロビンを作るために必要な栄養素です。鉄分が不足すると、体内に運ばれる酸素の量が減り、疲労感や倦怠感を引き起こします。運動後の疲労回復には、鉄分をしっかり摂取することが重要です。
鉄分を多く含む食材:
- カタクチイワシ
- レバー
- あさり
- 岩のり
- 乾燥きくらげ
- 焼きのり
ちなみに、鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。動物性の鉄分(ヘム鉄)は吸収率が高く、植物性の鉄分(非ヘム鉄)は吸収率がやや低めですが、どちらもバランスよく摂取することが大切です。
➂たんぱく質
たんぱく質は筋肉や臓器を構成する重要な栄養素です。運動で傷ついた筋肉や血管の修復にはたんぱく質が欠かせません。たんぱく質が不足すると、修復が遅れてしまい、疲労が蓄積してしまいます。運動をする子供にとって、たんぱく質は必須の栄養素です。
たんぱく質を多く含む食材:
- 豚肉、鶏肉、牛肉
- イワシの煮干し
- 卵
- 大豆食品
まとめ
運動をしているお子さんにとって、食事は疲労回復だけでなく、体の成長にも非常に重要です。今回紹介した栄養素と食材を、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください!
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