お子さんのサッカー教室で「トーキックを直しなさい」とコーチに言われている場面を見たことはありませんか?「トーキックって何?」「どうして直す必要があるの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
そこで今回は、サッカーでよく使われる基礎的なキックの種類を解説します。「どこで蹴っても大丈夫でしょ」と思っている方も、ぜひ参考にしてみてください!
1. インサイドキック
インサイドキックとは、足の内側でボールを蹴るキックです。これはサッカーの基本中の基本で、最もコントロールがしやすいキックと言われています。近距離のパスや正確なコースを狙ったシュートなど、細かいプレーでよく使われます。
特徴:
- コントロールがしやすく、正確なパスを出すのに最適。
- ただし、パワーが弱いため、遠くまで飛ばすのには向いていません。
2. インステップキック
インステップキックは、足の甲でボールを蹴るキックです。これにより、スピードやパワーを大きく出すことができます。ゴールキックやロングパス、強力なシュートを打つときに使われることが多いです。
特徴:
- 強いボールを蹴ることができ、遠くまで飛ばすのに適している。
- しかし、細かいコントロールが難しく、正確なパスを出すのはやや苦手。
3. トーキック
トーキックは足のつま先でボールを蹴るキックです。このキックはコントロールが難しく、つま先だけで蹴るため不安定ですが、相手の不意を突きたいときや素早いプレーに適しています。
ただし、トーキックには注意点があります。
- 怪我のリスクが高い
つま先でボールを蹴るため、足の指に大きな負担がかかります。トーキックを続けると、突き指や爪割れの原因となることがあります。 - 癖になりやすい
トーキックを多用すると、他のキックがうまく使えなくなる可能性があります。特に子どものうちにトーキックを多く使うと、成長してもその癖が抜けず、プレーの幅が狭まるかもしれません。
コーチがトーキックをあまり推奨しないのは、このような理由からです。場面によっては有効なキックですが、頻繁に使うのは避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、サッカーで使われる基礎的なキックについて説明しました。サッカーにおいて「キック」は最も重要なスキルの一つです。インサイドキックでの正確なパス、インステップキックでの強力なシュート、そして必要な場面でのトーキックなど、状況に応じてキックを使い分けられるようになると、サッカーがより楽しくなります。ぜひ今回の内容を参考に、サッカーのスキルアップを目指してみてください!
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