足が遅い子でも活躍できる!小学生がサッカーで伸ばすべき力4選 

サッカー×トレーニング

子どもの足が遅いかも…と思ったことはありませんか? 

サッカーをしているお子さんを見ていて、 
「他の子より足が遅いかもしれない」 
「試合で追いつけない場面が多い」 
と感じている保護者の方は少なくないと思います。 

実際、サッカーにおいて足の速さは大きな武器になります。 

  • ボールに早く追いつける 
  • スピードを活かして相手を一気に抜き去る 

といったプレーは、目に見えて活躍しているように感じますよね。 

小学生年代で足の速い子が活躍している印象が強いのは、 
この年代が特にスピード勝負になりやすいという背景もあります。 

小学生年代で「スピード勝負」になりやすい理由 

小学生年代の子どもは、体格や筋力といった要素がまだ十分に発達しきっていません。 
そのため、フィジカルコンタクトでの勝負よりも、自然とスピード勝負が多くなる傾向があります。 

結果として、足の速い子が活躍しやすい状況が生まれます。 
これは小学生サッカーではよくあることです。 

足が遅い=サッカーが向いていないではない! 

では、足の遅い子はサッカーに向いていないのでしょうか?
いいえ!そんなことはありません! 

もちろんサッカーにおいてスピードは大きな武器ですし、小学生年代では足の速い子が活躍する場面が多いのも事実です。 

ただし、サッカーにはスピード以外にも武器になる要素があります。 
そして中学生・高校生と上のカテゴリーに進むにつれて、その要素の重要性はさらに高まっていきます。 

足の速さ以外も大事になる理由 

小学生年代ではスピード勝負が多くなりますが、カテゴリーが上がるにつれて子ども自身も成長していきます。 

体格や筋力が発達してくると、スピード以外で勝負する場面が増えてきます。 
そのため、足が遅い子でも他の要素を伸ばすことで、試合で活躍することは十分可能です。 

ただし、スピードも大きな武器であることは変わらない 

ひとつ誤解してほしくないのは、 
上の年代でも足の速さは大きな武器であるということです。 

上のカテゴリーでもスピード勝負になる場面は多く、足の速い選手が活躍するのは変わりません。 

つまり、 
「スピードが通用しなくなる」のではなく、 
スピード以外の要素でも戦う場面が増えていくということです。 

ここからは、足の遅い子が特に意識して伸ばしたい要素を紹介します。 

足の遅い子が磨くべき要素 

1.判断力

サッカーは常に、 

  • 出す 
  • 運ぶ 
  • 止める 
  • 仕掛ける 

といった選択を繰り返すスポーツです。 

ボールを持った瞬間だけでなく、 
ボールを受ける前から 
「次に何をするか」を考え続ける必要があります。 

判断力を磨くことで、 
相手より速く走らなくても、相手より早くプレーを選ぶことができるようになります。 

その結果、 

  • 無駄に競走しなくて済む 
  • 相手の動きに先回りできる 
  • 自分のタイミングでプレーできる 

場面が増えていきます。 

スピードで勝てなくても、 
判断で先に動ける選手は、 
足の速い選手とも十分に戦う事ができます。 

2.観察力(状況把握) 

判断力とあわせて磨きたいのが、観察力です。 
サッカーは常に状況が動き続けるスポーツで、 
ボールを持っていない時間の方が長くなります。 

そのため、ボールだけを見てプレーしていると、 
どうしても動き出しが遅れてしまい、 
相手のプレッシャーを受けやすくなります。 

一方で、 

  • 味方の位置 
  • 相手の動き 
  • 空いているスペース 

を観ながらプレーできる選手は、 
次に起こる展開を予測しやすくなります。 

事前に状況を把握できていれば、 
ボールを受ける前から準備ができるため、 
足の速さに頼らずプレーすることが可能になります。 

判断力と観察力が身についてくると、 
相手より二手三手先に動き出すことができ、 
足が遅くても主導権を握ったプレーができるようになります 

3.基礎技術(止める・蹴る・運ぶ) 

止める・蹴る・運ぶといった基礎技術の差は、 
上の年代に行くほど、よりはっきりと表れてきます。 

小学生年代では、足の速さによって 
多少ボールコントロールが不安定でもプレーできてしまう場面があります。 
しかし、カテゴリーが上がるにつれて相手のプレッシャーは速く、強くなり、 
ボールを正確に扱えない選手はプレーする時間そのものを失っていきます。 

いくら足が速くても、 

  • トラップできずボールをおさめられない 
  • 狙った所にボールを蹴れない 
  • ドリブルが上手くできずスピードに乗れない 

といった状態では、試合の流れの中で活躍することは難しくなります。 

一方で、足がそれほど速くなくても、 

  • 次のプレーにつながる場所にボールを置ける 
  • 狙った所にボールを蹴る事が出来る 
  • ドリブルとパスでボールをスムーズに運べる 

こうした基礎技術が身についている選手は、 
スピードに頼らず試合に関わり続けることができます。 

だからこそ、足が遅くても基礎技術を丁寧に身につけていれば、 
スピード以上の大きな武器になる可能性があります。 

4.フィジカル(体幹)

スピードがなくても、フィジカルで勝負できれば試合で活躍することは可能です。 
その中でも、小学生年代で特に意識したいのが「体幹」です。 

「小学生のうちに筋トレをすると身長が伸びない」 
「サッカーでは筋肉を増やしすぎない方が良い」 
と不安に感じる保護者の方も多いと思います。 

確かに、小学生のうちから自分の体重以上の高重量トレーニングを行うと、 
骨や関節に負担がかかる可能性があります。 

ただし、自分の体重を使ったトレーニング(自重トレーニング)であれば、 
基礎体力やバランス能力の向上につながります。 

特に体幹を鍛えることで、 

  • 当たり負けしにくくなる 
  • 姿勢が安定する 
  • 動きのブレが少なくなる 

といった変化が現れます。 
体幹が安定すると、スピードに頼らずにプレーできる土台が作られていきます。 

足が遅くても試合で活躍できる理由 

足の速さは、サッカーにおいて大きな武器です。 
ただし、サッカーは足の速さだけで決まる競技ではありません。 

判断力・観察力・技術・フィジカルを磨くことで、 

  • 相手の先を読んでプレーする 
  • 足の速さ以外の部分で勝負に持ち込む 
  • フィジカルで相手のスピードを抑える 

といったプレーが可能になります。 

スピードで勝てなくても、 
プレーの質や考え方で試合に影響を与えることは十分にできます。 

保護者の方に意識してほしい関わり方 

小学生年代では、足の速い子が活躍しやすい場面が多くあります。 
そのため、 
「足が遅い=サッカーに向いていないのでは?」 
と不安になることもあるかもしれません。 

しかし、小学生年代は結果を求める時期ではなく、 
土台を作る時期です。 

  • 周りの子と比べる 
  • 試合結果だけで評価する 
  • 足が遅いからと他競技を勧める 

こうした関わりは、子どもの可能性を狭めてしまうことがあります。 

今どれだけ活躍しているかよりも、 
以前よりどれだけ成長しているかを大切にしてあげてください。 

まとめ:スピードは武器。でも、それがすべてではない 

足の速さは、間違いなく大きな武器です。 
上の年代でも、その価値がなくなることはありません。 

ただし、 
スピードだけに頼らず、他の要素を磨くことで、 
スピードのある選手とも戦える選手になることができます。 

小学生年代は、そのための準備期間です。 
今できることを一つずつ積み重ねていきましょう。 

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