スポーツを続ける上で、モチベーションを保つことはとても大切です。
どれだけ上達しても、モチベーションが下がってしまうと、やる気がなくなり、サッカーを続けることが難しくなってしまいます。
できれば、お子さんには「楽しくサッカーを続けてほしい」と思いますよね。
そこで今回は、親ができる子供のモチベーションの保ち方をご紹介します!
【要注意】子供のサッカーのモチベーションを下げるNG言動3選
試合後にミスを責める・感情的に怒る
「なんで外したの?」「ちゃんとやってよ!」といった言葉は、子供にとって強いプレッシャーになります。
ミスを責められると、「また怒られるかも」と感じ、サッカーそのものが楽しくなくなってしまいます。
他の子と比較する
「〇〇くんはスタメンなのに」「△△ちゃんはもっと頑張ってたよ」といった言葉は、自信を失わせる原因になります。
子供は「自分はダメなんだ」と感じ、やる気を失ってしまう可能性があります。
親の期待を押しつける
「プロになってほしい」「もっと頑張らなきゃダメだよ」という期待も、無意識のプレッシャーになってしまうことがあります。
子供の気持ちが置き去りになると、「自分のためにやってるわけじゃない」と感じてモチベーションが低下してしまいます。
では、どうすれば子供が前向きにサッカーを楽しみ、モチベーションを高く保ち続けられるのでしょうか?
ここからは、親ができる具体的なサポート方法を3つご紹介します!
1.子供が挑戦しようとする事を否定せずに応援する
サッカーをしていると、子供が「新しいポジションに挑戦したい!」と言うこともあります。
例えば、フォワードを練習していたけれど「今度はディフェンダーやキーパーをやってみたい」といった変化もあるでしょう。
このように、子供がサッカーの中で何かに挑戦したいと思った時は、モチベーションが高まっているサインです。
その気持ちを否定せず、しっかりと応援してあげることが大切です。
もし「今のポジションのままの方がいいんじゃない?」と親が否定的な意見を伝えてしまうと、
子供は「自分のやりたいことができないなら、サッカーを続けても楽しくない」と感じ、モチベーションが下がってしまいます。
子供がサッカーを通じて新しい挑戦をしたがっているときこそ、成長のチャンス!
思い切って背中を押してあげることで、サッカーへのやる気を高めることができます。

2.試合でうまくいかなくても怒らずに、良いところを見つけて褒める
サッカーの試合では、成功するプレーもあれば、ミスをしてしまうこともたくさんあります。
特に子供は、失敗したプレーの方を強く印象に残してしまいがちです。
例えば、決定的なチャンスを逃したり、ミスから失点に繋がってしまった場合など、
試合後に親から怒られてしまうと、「サッカー=怒られるもの」と感じ、モチベーションが一気に低下してしまう可能性があります。
そんな時こそ、良かったプレーを積極的に見つけて褒めてあげましょう。
「このパスは良かったね」「守備への戻りが早かったよ」など、前向きな言葉がサッカーのモチベーションを維持するカギになります。
さらに、失敗を恐れずに挑戦した結果のミスなら、「チャレンジしてえらい!」と伝えることが、次への意欲に繋がります。

3.小さな目標を立てて、成功体験を積ませる
子供がサッカーを頑張るためには、目標設定がとても効果的です。
「プロ選手になる」「大会で優勝する」などの大きな夢も素晴らしいですが、達成するまで時間がかかるため、途中でモチベーションが下がってしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、「小さな目標」を立てることです。たとえば:
- 「今日の試合で3回シュートする」
- 「リフティングを30回できるようにする」
- 「ディフェンスで1対1に勝つ場面を2回つくる」
このように、具体的で達成しやすい目標を設定することで、子供は達成感を味わいながら自信をつけ、サッカーのモチベーションを高く保つことができます。
小さな成功体験の積み重ねが、大きな夢に繋がる道を自然と作ってくれるのです。

まとめ
✅ 子供が挑戦したいことを否定せずに応援する
✅ 試合でミスをしても怒らず、良かったプレーをしっかり褒める
✅ 小さな目標を立てて、成功体験を積ませる
これらを意識することで、お子さんのモチベーションを高く保つことができ、サッカーをもっと楽しめるようになります!
サッカーを長く続けるためには、「楽しい!」と思う気持ちがとても大切です。
親としてできるサポートをして、お子さんが楽しくサッカーを続けられる環境を作ってあげましょう!